やちむんの里(大嶺工房(ギャラリー囍屋)でペルシャブルーの器と出会う)
やちむんの里
大嶺工房(ギャラリー囍屋)
ペルシャブルーの器に出会う
「やちむん」とは沖縄の言葉で「焼き物」という意味です。器好きの方でしたら是非、読谷村のやちむんの里へ出かけてみてください。好き嫌いが別れるかなぁと思ったのですが、意外とシンプルなものもあり見ているだけでも楽しい器です。
那覇市内から車で45分程度の距離です。沖縄に来た目的は「大嶺工房のペルシャブルーの器に触れてみたい。」といっても過言ではありませんでした。ネットでも売っているセレクトショップはちらほらありますが取り扱い数が少なく、また大嶺工房さん自身のHPもなく、情報量が少ないのですが、お店を後にするときに欧米のお客さんがいらっしゃったのですが、英語で「ここがブルーの器のお店?」「ここだけよね?」「ところで靴は脱ぐの?」(ギャラリーは靴を脱ぎます)と尋ねてきたということはやはりその筋には有名なのかも。笑
しかし、外人さんってうらやましいなぁ。ここは日本なのにわからないことは単刀直入に英語で聞いてくるし。しかも私はスタッフじゃないし。笑 主人曰く、「たぶん、日本で英語で話しかけてきて困ったことないからだと思う。」とのこと。なるほど日本人の語学力はアップしたものだ。
「大嶺工房」ではなく「ギャラリー囍屋(きや)」という小さな看板が目印です。大嶺工房=ギャラリー囍屋です。やちむんの里の一番奥になります。駐車場もありました。あたりまえですが手作りですので訪れる時期によって在庫の状況が変わります。私が行ったときはインスタなどで店内をアップされている方の写真と比べるとかなり少ない印象を受けました。6月に一番大きな窯で焼きが入るらしいので6月末だとお店にたくさん品物が並ぶとのことでした。ただし、今年に限ったことで毎年6月末なのかはわかりません。
ケーキ皿サイズの桜をモチーフにしたかわいいお皿を2枚購入。この時期にしか買えない季節のお皿です。来客時の取り皿としてもう2枚欲しかったのですが在庫なし。ペルシャブルーだけではなく淡い白いお皿もあるのですが、そちらも在庫なしとのことで、まとめてそろえたいとなるとかなりハードルが高いです。
スープカップ。カフェオレを入れるにもいいサイズかな。
写真でサイズ感を出すのが難しいのですが、こちらはオバール。来客用の大皿でローストビーフやお刺身の盛り合わせなどを盛るとゴージャス。
花型の浅鉢。ちょうど2人前の食事を盛るのにちょうど良いサイズ。サラダやお刺身かな。
購入品は4アイテム6点、トータル2万7千円。
桜型のプレーン皿2枚 φ18
スープカップ2個 φ12×H6
オーバル型の大皿2枚 32×25×H3
花型の浅鉢1枚 25×19×H4
<以下、まとめ>
・お皿の裏に「窯印」はありません。「見ればわかる。」という自信を感じます。
・鮮やかなペルシャブルーに思えますが、一方で不思議と落ち着きがあります。ほかの器と喧嘩しないか心配でしたが意外と大丈夫だと思っています。
・ペルシャブルーだけではありません。他の色もあります。
・買ったものが違うので何とも言えませんが、小石原ポタリーと価格レンジはあまり変わらないと思います。高いという印象はありません。
・大嶺工房の作品はやちむん通りにあるショップで1軒だけ見つけましたが、種類はシンプルなプレートが数点。やはり購入はやちむんの里の工房に直接行くのがベストです。
・発送は着払いで対応してくれます。
・現金で買ったのでカードの取り扱いは不明です。
・食器洗い機、レンジ対応かどうかは聞きませんでした。野暮な質問のような気がして。実際に触ってみると機械に入れる気にはなりません。
・冒頭の外人さんに聞かれた「ブルーの器はここだけ?」という質問の答えですが、実際には似たような色の器を売っている窯元はありますが、柄が入ってしまったり、色合いがかなり違います。厳密にいえばここだけではありませんが、厳密にいえばここだけです。笑
スープカップはわざと食器棚の一番目立つ場所に置きました。隣のお皿もやちむんですが、このお皿の話はまた後日。この美しい器を納める見せるキャビネットが欲しい。
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