福岡県朝倉郡東峰村(小石原ポタリーを買う)
福岡県
小石原ポタリーを買う
戦利品です。
東峰村は小石川焼の産地です。昔は小石原村だったのですが、市町村合併で東峰村になりました。今回で2回目の訪問です。前回は、一日目を佐賀の伊万里焼をみて、二日目は福岡の柳川に行く予定だったのですが、雨がかなり降ってしまい諦めて(と言ったら失礼なのですが)、それで東峰村に小石原焼を見に行ったのでした。正直言うと民芸風なテイストだと思っており、あまり期待していなかったのですが思いのほか安く(伊万里をみた後だったので)、使ってみるとどんなお料理にもあったため、これは追加購入だな、ということで今回の訪問が決まりました。そして、小石原焼を調べていくうちに小石原ポタリーというブランドを知り、ぜひ手に取って見てみたいと思ったのでした。ただ色々と調べても生産地のはずの東峰村で小石原ポタリーを購入できる方法がなかなか見つかりません。
まず東峰村の村役場にメールでどこで買えるのか問い合わせをしました。「小石原ギャラリーにて販売しているが、冬季は空いているかどうかわからないので、東峰村の商工会議所に問い合わせをしてほしい。」という返信があり、商工会議所に電話で問い合わせをしました。「冬季は開いていないけど、遠方からということで予約を入れていただければ開けるようします。」とのことで、博多に用事があったので予約を入れたのですが、私のようにある程度まとめて買うつもりならまだしも、ちょっと見たい、ちょっと買いたい程度でわざわざ開けておいてもらうのはかなり気が引けると思います。夏季ですと、土日は営業しているらしいので夏季に行かれることをお勧めしたいです。
注意点です。
■小石原ギャラリーにある小石原ポタリーはかならずしも種類が豊富というわけではありません。私が欲しかったディナープレート(一番大きな皿)は種類が少なかったし、テラコッタシリーズはほとんどありませんでした。ただしこればかりはタイミングによると思います。夏季は土日にお客さんも来るでしょうから豊富かもしれません。
■カードが使えません。以前、東峰村の道の駅に行ったときもカードが使えなかったので、カードが使えないことは想定内で現金を用意しておいたので問題はなかったです。
■発送してもらえません。これは遠方からだと厳しい。途中で発送できる宅配業者さんを自力で見つけるしかないです。近所の道の駅では買った商品は発送してもらえますが、ほかのところで買ったものはダメとのことでした。ただし個装は厳重に箱付きでやってくれますので、手持ちでも心配はいらないです。
まとめると。
■東峰村の小石原ギャラリーで小石原ポタリーを買いたい、見たいという人は夏季の土日に行くほうが良い。
■全国の取扱店やネット通販で購入した方が勝手がいい場合がある(カードが使える、発送してもらえる、もちろん発送途中に割れた場合は保障がきく)。ただし種類はさらに限定的かも。
■小石原ポタリー人気とのことで、小石原焼全体としてポタリー風のモダンなデザインを出しており、それをコツコツと見つけるのもまた楽しいかもしれない。
マグカップ1個だけお土産に買いたいという人がいる一方でテーブルコーディネートしちゃいたいと思う人もいると思うのですよね。「たくさん買って行ってくださいね」という気概でぜひカードの利用と発送手配の充実を期待したいと感じながら東峰村を後にしました。
購入品は5アイテム10点、トータル約3万円。
毎日プレート×2 φ23
パン皿×2 φ19.5
パン皿(s)×2 φ16 スープカップに受け皿としても活用
浅鉢(s)×2 φ17
スープボール×2 ほぼごはん茶碗
こちらは道の駅で購入。脚付きの小皿と前回購入して1客割ってしまった浅鉢を購入できました(同じものが売っていて良かった)。それぞれの詳細はおいおい記事にしていきたいと思います。
食器棚に無事に収まった時が一番うれしい。
すべて飛び鉋と言われる手法のデザインです。最も小石原焼らしいデザインです。