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親知らず(生命保険のありがたみを知る)

親知らず

生命保険のありがたみを知る

 

昨年、親知らずを抜くために入院をした話です。4本親知らずが生えていたのですが、20代の時に3本は個人病院で抜きました。残り1本は下側で横向きに生えているため、紹介状を書くので大きな病院で抜いて下さいとのことでした。ただ特に悪さをしなければ抜く必要はないとのことで40代になるまでずいぶん長い間放置していたのです。しかし40代になってからその親知らずにものが挟まるようになり口臭の原因にもなったらいやだなと思うようになり抜く決心をしました。

話しはそれますが、加齢とともに歯の治療に痛みを感じることが多くなりました。子供のころは特に歯医者さんに行くことを嫌がることもなく親を困らせることもなかったのですが、大人になり麻酔をしてもらわないと怖くて怖くて仕方がないのです。ちなみに麻酔時の痛みは問題ありません。

仕事の都合で会社の近くや自宅の近くやいろいろな歯医者さんに行っていたのですが、病院によっては、麻酔をせずに痛かったら麻酔を打つので手をあげてろ。と言われるのですが、初めから「打ってください。」と言えばいいものを、なぜかその一言が言えず、背中にびっしょり汗をかきながら治療を受けて極限状態で手をあげるという最悪なパターンを繰り返していました。なぜ普段は図々しいのに、ここは我慢するのかさっぱりわかりません。

いよいよ親知らずもなんとかしなくては・・と思っていた時に地元の友人が紹介してくれた先生がとても話しやすく、「痛みに弱いので麻酔を使ってください。」と話せるようになり、削る治療の時はどんなに軽度でも麻酔を打ってもらい安心して通えるようになりました。そこでこの先生ならと親知らずを抜く大学病院を紹介してもらったのです。紹介状にはしっかり「madyさんは痛みに弱いのでその点よろしく!」と書いてくださり、大学病院の先生も「聞いてますよ~。」とおっしゃってくださって、恥ずかしかったけど、ありががたかったです。笑

私の場合、親知らずが無事に抜けるかどうかの問題よりも、麻酔の方法をどれにするかが最重要課題です。かなり本質からずれています。親知らずの抜歯(生えている方向)の難易度は中の上程度らしいですがそんなのはなんとかなるでしょう。

親知らずを抜くための麻酔の方法には、1・部分麻酔。2・静脈内鎮痛法(意識が若干残っている状態)3・全身麻酔の3種類あります。これは事前に調べていたので、迷わず2・静脈内沈静法を選びました。しかし想定外だったのがこの方法だと1泊入院となります。日帰りでできる病院もあるらしいですが、今更、先生のところに戻って紹介状を書き直してもらうのも面倒だし、金曜日の午後から抜歯をし、土曜日の朝退院というスケジュールが可能でしたのでこの方法を選びました。

親知らずの抜歯で入院なんて話が大げだなぁと思い気が引けていたのですが、結果的に入院して正解でした。かけていた民間の保険で治療費及び入院費がすべてまかなえ、しかもおつりがきたのです。日帰りだったら当たり前ですが民間の保険はおりません。

まず入院したことで、お見舞金(支度金?)といいうのでしょうか3万円が出ました。そして入院給付金は1日1万5千円でしたので、1泊2日で3万円の計6万円が退院から4,5日で支給されました。このスピードにもびっくりです。さすがに手術代はでませんでしたが、個室を利用して治療費と入院費で病院に支払った金額は5万円程度でしたので、はじめて保険のありがたみがわかったわけです。

まぁそれ以前に高額の保険料を何十年も払い続けているわけですが、痛みにビビりながら局所麻酔で日帰りで治療するよりも、金銭面でも精神面でも良かったと思いました。

たかが親知らずでしたが自分が入院を体験して初めて保険のありがたみに気づいたわけです。しかし退院した日に飲んだスタバのコーヒーは本当に美味しかったなぁ。たった1日の入院なのにね。笑

 

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先日、食べたスタバのザッハトルテですが、生クリームをオプションで頼んだのですが、量が少ないよ!涙 3匙ぐらいで生クリームがなくなってしまいました。あと、ここだけの話ですが、スタバのケーキって特別美味しくないですよね。がんばれスタバ!

(だから虫歯ができるのですよー)