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運転手より(ヒッチハイカーへ)

運転手より

ヒッチハイカーへ

 

GWに都内へ車で行ったのですがその帰り道のこと。用賀インターの入り口のマクドナルドでヒッチハイカーを数人みかけました。ここでヒッチハイカーの君へ言いたいことがあります。

 

乗せて上げたくてもここはなかなか止まれないぞ!!! 

 

マックは左側にあります。東名に入るドライバーは中央車線もしくは右車線に入っており、あとは東名に入るだけですので加速しています。ここからヒッチハイカーを見かけてもなかなか左に寄せて止まれません。仮に左にとめられてもそこから東名に入るとポールが立っているため入れません。(厳密にいうとポールが切れているところがあるのでそこから合流できますが、これを知っているドライバーは少ない。)もちろん親切なドライバーであれば無理に右車線に入らずいったん世田谷の街の中を迂回してくれるかもしれません。ただ、それを望むのは難しいことだと思います。

 

そしてもう一つ。

 

用賀で行先「海老名」と書く。これ、やめなはれ!短すぎ!先日のヒッチハイカーもプラカードを掲げていた3人とも全員「海老名」でした。どっかのブログで「海老名ってかけ!」と書いてあるのを読んだのだろうか?!たぶん、いきなり関西方面の地名を出したらハードル高すぎだろうと思って小刻みに書いているのだろうけど、用賀で乗って海老名のSAにとまるって、お腹が急に痛くなる以外はまず立ち寄らないほどの短い距離だからかえって面倒臭い。せめて、「関西方面」「東海方面」と書いたほうがいいと思う。目的地ではない地名の記載は損をすると思う。

 

と、なぜ、海老名が最終目的ではいと断言できるかというと、主人の経験によるものです。笑

 

主人は昨年の出張で車で行った最長距離は北九州でした。「名古屋?すぐそこ!」と言う感覚になってしまい、いささかかわいそうでもあります。涙 

話はずれますが、長距離トラックドライバーさんの運転技術は素晴らしいらしいのです。彼らは東名の起伏も計算に入れ時速90キロ~100キロという常に一定の速度で走ってくれるのです。ドライバーさんによってはガソリン代も自己負担ですからなるべく効率良く走りたいのでしょう。スピードのばらつきは燃費が悪くなりますから。主人は運転の上手なトラックドライバーさんを見つけるとその後ろをついて走るようです。一定の車間距離を空け。するとすぐに100キロ、200キロ一緒にランデブーしているらしいのです。見えない友情が芽生え、どちらかが先にICで降りると、ハザードをつけて「またね!」と合図するとかしないとか。「俺は一人じゃない!」と言い聞かせ、また運転に励むそうです。

ちなみに、北九州はさすがに1回行ったきりですが、広島、山口はまま行っており、広島、山口から帰り道に名古屋に入ると「あー帰ってきたなぁ」と思うそうです。名古屋から自宅はまだ300km以上もあるのに。

話を戻します。その主人が何度かヒッチハイカーを拾ってあげたのですが拾ってあげた全員が本来の目的地ではなく、途中の地名を書いていたのです。彼らにヒヤリングしてみると「その方が止まってくれる確率が上がりそうだから。」とのこと。まぁその方がいい場合もあるけど、用賀→海老名は短すぎ。それにその距離には夢がない!

長距離ドライバーにとって途中下車って結構面倒くさい話なんですよね。利害関係の一致を望めるようになるべく「〇〇方面」と書いた方がいいと思う。主人が乗せたヒッチハイカーのほとんどが大学生ってことなのでまだまだ運転手の気持ちがわからないのだろうな。

さて、では肝心の用賀のマックではなくどこで拾うのがお勧めか?ってことですが。

 

結論:用賀のマックはヒッチハイカーの聖地らしいので、頑張ってここで拾ってください。

 

こういうのって「思い出」だから。合理的に考えてはダメだと思う。その前に、私のブログは大学生はなかなか読まないと思う。笑

matome.naver.jp