二十三や(つげ櫛)
京都 二十三や
つげ櫛
3.5寸中歯(11センチ)
5寸中歯(16センチ)
セット櫛細歯(23.5センチ/櫛の部分は12センチ)
器の話ばかりしていたので少し気分を変えて。
結局、日本の職人芸というものが大好きなんですね。
かれこれ愛用して7,8年、京都二十三やさんのつげ櫛です。
京都には、つげ櫛の名店が2店あります。二十三やと十三や。
十三やさんのほうが有名かもしれませんね。
あるとき雑誌で読んだのです。十三やの女将だったかなぁ、
「きれいになりたいと思う人だけ暖簾をくぐってください」と。
「では遠慮なく。」ということで暖簾をくぐったら、実は、
十三やではなくて二十三やだったという。笑
近所なので間違いやすいのですが、どちらも名店であることは間違いありません。
真ん中は、よく見ると左右非対称です。左側が若干細くなっています。
こちらで、襟足や細かな部分をとかします。芸が細かい。
使い心地があまりにも良いので新たに追加したのが下のセット用です。
細歯なので、髪がまとまりやすく逆毛を立てるのも便利。
先の部分も分け目をつける時など重宝しています。
上は携帯用。
真ん中は自室に置いて頭皮を含め髪をすっきり全体的にとかしたい時と旅行時に。
下はセット用とわけております。
それぞれにカバーもあるのがいいのです。
メンテナンスはちどりやの椿オイル。
手のひらに椿オイルをなじませて櫛にしみこませます。
それで髪をとかせば髪も櫛もメンテナンス終了。一石二鳥です。
こちらの椿オイルはもちろん直接髪になじませても大丈夫です。
その場合のコツは、髪を乾かすときに半乾きまでしたところで、
髪に適量を馴染ませて、さらに乾かす。
京都のお店でたまたまオーナーさんらしき美しい女性がいらして、
直接聞いたので間違いありません。笑
あ、もう椿オイルがないなぁ。紅葉の頃に行きたいなぁ京都。